神社・史跡・天然記念物
神社
諏訪神社(第二宮)
延宝2年に水戸光圀公がこの社を参拝した時、信州諏訪神社が「信州一の宮」と呼ばれていたことから、諏訪神社を第二宮と称するようにと命じたといわれています。祭神は建御名方命で建長2年信州-の宮神官藤原高利(万年太夫)が勧請したものです。境内は鬱蒼とした大木に覆われて、本殿、拝殿、社務所のほか幾つもの末社が祀られています。奉納庫には、大祭用の豪華御輿と、一の矢の御輿(天王さま)が納められその出御が待たれます。
上諏訪神社
上諏訪橋の東がわにあり、神武天皇の妃・ 蹈鞴五十姫命(たたらいすずひめのみこと)が祀られていて建立時期はつまびらかでありません。石段上の本殿は、小さいながら立派な彫刻組込がなされています。
施設
かみすわ山荘
鉱山の衰退と共に廃校になった上諏訪小学校跡地に新設された市営の山荘です 。四囲を緑の山並みに包まれた渓谷沿いに、駐車場・運動場のほか、野外炊事場 を設けた山荘は、広いロビーにベッドルームの近代宿泊施設で、グループレクリ ェーション、さらに森林浴散歩、ハイキング基地として最適です。
諏訪ダム
鮎川上流の清らかな水を活用するために日立鉱山が築いたダムで、この水は今も隧道を流れて、宮田地区に利用されています。水深4~5m(最高7m)。平成元年の頃へら鮒釣り場が開設されていたが現在は閉鎖されている。
太平田鉱山(たいへいだ)
この鉱山の石灰石の採掘は昭和11年常陸堀江工業所によって行われました。 その後、昭和22年日立セメント㈱太平田鉱山となって採掘量も年々増大し、現 在は年100万トンを遥かに超える採掘が行われ、山並みも急激に変化しています 。採石は今もロープウェー(索道)で助川町山根貯石場に運ばれています。
天然記念物
諏訪のヤマザクラ(市指定)
幹周り6.5m、樹高約10m。 その樹齢は500年といわれ、春爛漫の時期には 、遥か遠くからも麗しい姿が見られます。昭和49年に市の指定となっています。
諏訪の保存樹
諏訪には緑が多く、市より指定された保存樹や保存樹林、保存緑地があります 。これらは住む人々に大きな潤いとゆとりを与えてくれています。
保 存 樹 | 所 在 地 |
カキ | 諏訪町 2-8-16 |
モミジ カキ |
諏訪町 2-1-27 諏訪町 2-1-27 |
アカガシ | 諏訪町 2-2-23 |